授業を中心とした様々な取組み

自立活動について


自立活動の目標は、生徒1人ひとりが自立を目指し、障害による学習上や生活上の困難を主体的に改善・克服する為に、必要な知識や技能、態度、習慣などを養い、心身の調和的発達の基盤を培っていくことにある。
点字指導や視覚補助具の指導、必要に応じて日常生活動作指導や外出指導等、生徒の障害状況や課題に応じ、自立に必要な指導を実施している。
視覚障害についての知識を身に付ける指導、視覚管理についての指導を実施している。
自立や障害補償に必要となる視覚障害者用の用具・機器類などを紹介すると共に、各自で道具の選定を適切にすることができるようにしている。



相談援助について


生徒からの相談を受け、生徒1人ひとりの悩みや困っていること、普段考えていることに耳を傾けて、充分にそれらを理解しながら助言・情報提供などを行っている。
どんなに難しいことであっても生徒と一緒に考え、その生徒にとってより良い解決策が見出せるようにしている。



自立教科(パソコン操作)について


主にインターネットの活用に関する授業を担当している他、今年から「テープ起こし」の授業を担当することが決まっている。
画面読み上げソフトは、PC-Talker7や、NVDA(日本語版)などを利用している。
音声の他に、触察教材なども使用して、視力の有無に関わらず生徒が直感的に理解できるような指導を実施している。
弱視の生徒には視力や見え方に応じた配慮を行い、生徒にとって見やすい環境になるよう心がけている。



その他の取り組み


進路や職業選択、就職活動などについての相談に応じ、アドバイスを行っている。
視覚に障害のある人の様々な業種での就労事例なども紹介している。


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